Q10(2010)

木皿泉脚本作品。木皿泉は大ファンだがこのドラマは木皿泉初心者にはきついかなぁ。かなり内容がぶっ飛んでるっつうか電波っつうか…まぁ好きじゃないときつい。スイカの頃とかかなり取り留めない内容だったけど1本筋が通ってる感じはしてたのになあ…。セクシーボイスアンドロボの頃鬱病なったって聞いたし集中力落ちたんやなぁ。作者の意識が内に籠って外に向いてない感じ…世の中こんな生温くないよなぁとか思ったり(まぁそこが暖かくていい作品なんだけど)。そのせいでキャラクターにもあんま愛着わかんかった。それに加えて佐藤健もテンション高い演技が全然出来てないなぁ。序盤もっと笑い欲しかった。その点、野ブタの亀梨は凄かったんやなぁ。でもこれ出てた俳優今めっちゃ売れてるんよなぁ。脚本の完成度低いせいで想像力を求められる現場やったんかな…。群像劇風なのに各パート全部まとまってないし、まぁ途中乗り切れん部分はあったけど(特にQ10を船に放置していくシーンは無責任過ぎて腹たった)オチが良かったので満足。あと高橋優の主題歌がめちゃくちゃ良いのでそこで毎回ハッとしてしまう。それにしても前田敦子って可愛いなあ。てゆーかキャスティング的には福田麻由子が大好きなのでもっと活躍させて欲しかった。ほのぼのした作品なので2人のセクシーさが際立った。