伊丹十三監督作。60代？くらいのベテラン俳優が癌に侵されて精神的にそれを克服するまでを描いたコメディー作品。集中力が続かなかった。面白かったけど、設定にあまり感情移入できなかった。静かな生活とかたんぽぽの方が面白かった。まぁ、それにしても年寄りに対してこう肯定的な作品ってあまりないから年いってから見るとまた楽しいのかもしれない。リアリティよりコントのような非日常的空間作りを意識している。病院とかフルセットだったりするんだろうか…。何かそこに日本映画らしさみたいなのが詰まってる気がする。こういうの引き継いでいってほしかったけど今は朝ドラとかにしか残ってないよな。
