2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

フランツ・カフカ ー アメリカ

カフカといえば元祖シュール。シュールはいつの時代も普遍の魅力がある。 時代背景は近代でドイツ人の主人公がメイドのババアを孕ませてしまって怒った両親にアメリカに飛ばされるとこから始まる。主人公はどうでもいいことをたらたら回りくどく説明する有能…

Berryz工房…活動後期シングルレビュー

Berryz工房は2004年に結成されて以降、精力的に活動を行い2015年に惜しまれつつ活動を休止した。およそ12年の活動期間内で発表した作品はアルバム9枚ミニアルバム2枚シングル36枚と非常に多くの作品を残している。そのリストを眺める中でラストアルバムBerry…

ジョルジュ・バタイユ ー マダム・エドワルダ

ジョルジュ・アルベール・モリス・ヴィクトール・バタイユ(Georges Albert Maurice Victor Bataille、1897年9月10日 - 1962年7月8日)は、フランスの哲学者、思想家、作家。フリードリヒ・ニーチェから強い影響を受けた思想家であり、後のモーリス・ブラン…

ノーカントリー(2007)

コーエン兄弟監督作。コーエン兄弟版激突(スピルバーグ)って感じかなぁ。軽く流しながら観たけど面白かった〜。あらすじを語ると、先ず人気のない荒野で麻薬の密売があったんだが交渉は決裂し死屍累々のありさま。そこに偶然通りがかった男が交渉金200万ド…

ギルバート・グレイプ(1993)

アートスクールの木下理樹が好きな映画で挙げてた作品。ロックのイメージから悲しい映画でもどっか爽快な物を想像したが、逆に繊細で丁寧な印象を受けた。冒頭のバッタ殺して泣くシーンからディカプリオの演技力が光り一気に引き込まれる。所謂アメリカ的な…

Q10(2010)

木皿泉脚本作品。木皿泉は大ファンだがこのドラマは木皿泉初心者にはきついかなぁ。かなり内容がぶっ飛んでるっつうか電波っつうか…まぁ好きじゃないときつい。スイカの頃とかかなり取り留めない内容だったけど1本筋が通ってる感じはしてたのになあ…。セクシ…

MARAUDEUR - PUISSANCE 4(2021)

https://maraudeur.bandcamp.com/album/puissance-4-2YouTubeで見つけたドイツの4人組ポストパンクバンド。読み方わからん。https://youtu.be/9Z1a0fOV1rc 女3男1人、ギターレスのダブルベースという特異な編成ながら楽曲はそれを感じさせないポップな仕上が…

The Kinks - Arthur, or the decline and fall of the British empire(1969)

キンクスの9枚目のアルバム。割と系統立てて音楽聴くほうだけどたまには適当にチョイスするのもありだな。キンクスってユーリアリーガットミーのロックな印象が強かったけど、実はこんなにサイケなんだ。この時代のバンドはビートルズと比べがち。変な曲ばっ…