宮部みゆき原作、千明 孝一監督作。
映画館観に行きましたねぇ(遠い目)。16年振りの鑑賞。ウエンツ上手くね?全然ウエンツって分からんよな。
原作からの大きな変更点は…
・大松香織出ない
・ルゥ叔父さん出ない
・ジョゾがペット
・トニ・ファンロン出ない
・ハルネラ無し
・芦川の叔母さん出ない
・シュテンゲル騎士団無し
・カッツ死なない
・エンディング
原作のドロドロ具合をソフトにまとめててかなり良アレンジだと思う。原作読んでるとソフトに纏められた演出も脳内補完できるよう作られてるのはナイス。
先ず登場人物の性格が大分マイルドになってる。特に芦川。普通にワタルと友情してて良かった。ミーナのヒロイン具合が丁度良い。パッパのクズ具合も大分ぼかされてて草。でもあれやとパッパの存在自体(?)って感じやろなぁ。ラストおらへんし原作読んでないと大分気持ち悪いと思う。
変更点として、ワタルの勇者の剣の能力が原作より面白い。演出的にかなり見栄えのするものに変わってて良いね。大松香織の件がないのでオババは原作読んでないと唐突感あると思う。
ハルネラは原作でもまぁ無くてもいいし…(言うほど世界中から1人生贄になるだけで騒ぎなるか?)。
前半良く纏まってた分、後半あんまり原作の美味しい要素拾えてなかった気がする。ジョゾ周りを削り過ぎなんだと思うなぁ(七本柱とか針の霧とか)。まぁ、繋がりを考えると仕方ないのかなって感じ。