PS3でプレイ。
昔やったPS2のやつは雷平原で積んでた。久々にRPGがやりたくなってプレイ。無事全クリ出来た。HDリマスターされて3Dモデルの劣化がめちゃ叩かれてて躊躇したけど今更PS2でやるのもなぁ…。まぁ言う程酷ないやろと思ってやったけどマジで酷かった。造形としてはリアル路線からキングダムハーツみたいな路線に変えたんだなって事で愛着が無けりゃ納得できるけど、それにしても表情がなさすぎる。怒ったり悲しんでいても顔が全然演技してなくてマネキンみたい。ルールーとかアーロンとか無表情キャラは割と良かったけど肝心のティーダとユウナがくそ過ぎる。その分の感動はPS2版より少し減ってしまったかもな。まぁその辺はムービーで脳内補完すれば良し。ムービーは今でも十分通用するくらい美しい。でも逆にムービーのリュックはブス過ぎるんだよなぁ
。そこは直してくれないのか…。
ストーリーは面白かった。どっちも好きだけどシンフォニアってマジでこれのパクリだよね笑。パクリと言えば大塚愛の歌はあれパクリすぎ。
最初ユウナの性格が好きじゃなかった。先輩とかにもめっちゃ言うじゃん…可愛いけど芯があるってより寧ろ芯しかないよねこの子。そんなユウナが物語の進行と共にティーダのチャラさに感化されていく姿がよかったね。笑顔の練習とかノリが寒いっていう人いるけど、全然気にならなかったな。野島伸司とかのノリだよね。こういう青臭さ嫌いじゃない。当時、純粋な青少年の脳細胞を破壊したであろう例のシーンは
期待してた程NTR度は高くなく逆にガッカリした。この時もうシーモア死んでるし、大分相手側劣勢だったからもうささやかな抵抗に過ぎひんのよね（まぁキス自体はかなりガッツリいってたけど…。憐れな男よ…。
パーティキャラもみんな良い奴で良かった。
ネットではワッカが叩かれてるけど、ああいう馬鹿はいてもいい。基本いい人だけど地雷踏むとヤバいってそういう所人間臭くていいと思う。ルールーにも指摘されてるけどそういう心の弱さがあるから普段の優しさにも説得力があるんだよね 。
アーロンも渋オヤジと見せかけて冗談も言うニヒル
ルールーはキャラアイコンが有村竜太朗で草。
みんな常識人なんだよね。ティーダいなかったら多分普通にシン倒して終わってたよね。その時はシーモアを究極召喚に選んだだろうね。んっ…？ということはシーモアはユウナに嫌われる為に態とあーいうことをしていたのか？シーモアってそんなに悪いやつじゃない…？
戦闘は正直面白くなかった。無難な作りで頭使うの苦手な俺にはちょうど良かったけど、基本一撃で死ぬからあんまキャラ差感じないよね。結局求められるのは素早さと火力だからレベル上げて殴るだけ。演出もイベントも飛ばせないし基本ダルゲーだよね。ボスに負けてまたムービー始めから見せられる苦行はもう二度とやろうと思えない。
あと単純にシステム周りがくっそ不親切。改造する時武器邪魔なんじゃ。捨てさせろ。
てゆーか2週目特典でイベント、戦闘演出カット、スフィア引き継ぎは絶対やるべきだろ。HD版でなぜやらなかった？てゆーかムービーカットは初めからやらせろ（全ギレ）。それだけで神ゲーた気がするけどなぁ。まぁ10-2は戦闘面白いみたいやし期待ですわ。
近年のRPGはグラフィックが向上した分、細かい所の作り込みが甘く冒険してる感が希薄になりがちだけど、ff10はかなり冒険してる感あってそこが1番良かった。特に好きなのはシンに出くわして目が覚めると砂漠にいる所かな。グラフィックと技術力、開発者の情熱が一番バランス良く出てた時期の作品じゃないかな。何だかんだ名作。
因みに好きな召喚獣はシヴァ（通常攻撃の回し蹴りが好き）。
