ファイナルファンタジー13(2009)


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総プレイ時間58時間半。マジでファルシのルシがコクーンでパージで草。最終的にヴァニラが主人公でファングがヒロインだったな。ライトニングはチームのリーダーってとこやな。

評価の分かれるタイトルだと思うけど俺はめっちゃ好きやなぁ。序盤の糞っぷりに耐えられたら後はほんま楽しい。てゆーかプレイ中これだけ評価が覆るゲームも珍しいよな。最初ゲーム性もストーリーもキャラもマジでクソやと思ったもんなぁ笑。

始めて暫くはマジでこいつら何がしたいんや?って思ったけど最終的に全員めっちゃ成長してバラバラの奴らが仲間になっていくのが最高やったなぁ。ライトニングさんとか最初ヒステリ糞女やったのに最後の方めっちゃいい女やったなあ。

ストーリーについては序盤の流れもうちょっとどうにかならんかったんかなぁ…。最初集まったパーティがルシの力に目覚めてから、三組に別れて行動するんだけど、一々キャラ掘り下げに回想シーン見せられてまどろっこしいんだよなぁ…。回想で見せるのは脚本家として三流ってそれ一番言われてるから。クソつまらん一本道マップをちょっと進む度に回想シーン小出しにされていくのマジでクソやった…。

そんで、全員集まってゲーム的に面白くなるのが全13章の内、11章からでだいたい30時間くらいプレイした後やからなかなか辛い。でもこっからがマジで楽しくて困る。最初からこのゲーム性を発揮出来ていたら満場一致で神ゲー判定やったやろうに…。

戦闘システムがかなり独特で中盤までは適当にやっててもどうにかなってたのだが、後半頭を使わないと勝てない。キャラに4つのロール(役目)を振り分けて、それを状況によって使い分けブレイクっていうダメージが倍になる状況を作り出すのが戦闘の基本。これが中々奥が深くておもろい。個人的にコマンド式RPGの究極なんちゃうかって思うレベル(ペルソナ5の10倍面白かった)。ff12の戦闘が神やったけどそれに勝るとも劣らない。ド派手な演出とスピード感を両立させたのがこのゲームの一番偉いとこやと思う。戦闘はクッソ難易度が高くてff12の5倍キツかった。雑魚戦でも油断してると余裕で死ねる。雑魚でもHPが100万くらいあるから草。まぁブレイクしてしまえば意外と早く倒せるんだけどね。特にヤバかったのが12章のボス。マジで心折れかけた。ネットで検索したら、ブレイク中に攻撃したらあかんというこれ迄と逆を突く仕様でまんまとボコられていたのだった。最終的にイージーモードにしてサッズのデスペラードゴリ押しで倒した。イージーモードだと敵は少し弱くなるものの、ケアルやポーションの回復量まで下がるのでヒーラーがすげえ弱くなるんだよなぁ…。やり込んでいくと意地でもノーマルモードでやりたくなる。そういうバランスに調整されてるのが憎いところ(てゆーかこれじゃイージーがイージーじゃねぇんだよ!!)。これ以上敵が強くなったらキツイなとおもったけどラスボスはくっそ弱く杞憂でした。

キャラ性能で言うと使いやすさはライトニング、強さはファングかなぁ。なのでこの2人を中心にパーティを組み立てる事になると思う。このゲーム男性陣が無能揃いなので普通にやってるとライトニング、ファング、ヴァニラっていう女性パーティになる。まぁ、ディフェンダーという個性をファングネキに取られたスノウが1番の無能。成長システムはレベルとかなくてクリスタリウムっていうff10のスフィア盤みたいなシステムなのだが…まぁどれを育てればいいのか最初は迷うと思うが、結局得意なロールを満遍なく育てるのが1番強い。ロマンを求めてライトニングで残像回避取ったけど全然使わんかった。ライトさんはダメージソースと回復っていう大事な役目があるからディフェンスとかやってる場合じゃない。それならステ上げるべき。このゲーム防御力とかないのでHPの高さがイコール安定に繋がるから終盤意外とスノウは頼りになるし、ディフェンダーがいるだけでダメージが抑えられるので実はかなり強い事が分かる(使ってないけど)。ホープくんも大器晩成やし、結局みんな使うことになる。

武器はどれが最強とか無くて好みによって選べるのは好き。でも改造システムはNG。あれやるなら改造用の素材をもっと細かく設定すべき。結局どの武器も似たような素材で改造するから、敵が低確率で素材をドロップするシステムとか完全に死んでる。

 

…後は随所で流れるムービーがマジで神。特にライトニングさんが戦ってるとこかっこい過ぎてヤバイ。

個人的には2週目はやりたくないけど神ゲーでしたね。2週目やりたくなる快適さがあれば例え一本道であっても評価はもっと高かっただろうな。移動遅すぎる。マップ見づらすぎる。せめてチョコボもっと足早くあってくれよ…。