2021-01-01から1年間の記事一覧

Deerhunter - Microcastle(2008)

ピッチフォークでは高評価を記録しニューゲイザーなんて形で持ち上げられたこのバンド。マスコミは彼らにラブレスの続きを期待したようだが、それは半分当たりで半分ハズレ。彼らはノイジーな音像を用いてシューゲイズの可能性を拡げたけど、彼らの本質はシ…

∀ガンダム(1999)

初めてリアルタイムで見たガンダムだけど、改めて観るとこれ完全に大人向けだな。戦闘シーンあんまないし、内容も難しくて子供には意味不明でしょう。逆に大人が見たらすごく楽しめる内容になっている。あと、物議を醸すメカデザインだけど、これはめっちゃ…

Berryz工房 -第②成長記(2005)

つんくプロデュースアイドルグループBerryz工房のセカンドアルバム。 最近モーニング娘。にハマっていた。段々とメンバーからつんくの曲の方に興味が移行し、そっから辿り着いたのがBerryz工房。2004年結成のアイドルグループ。2004年というとモーニング娘。…

Anodizehead - 陽極賛歌(2021)

東京で活動するスリーピースバンド、アノダイズヘッドのファーストミニアルバム。たった6曲だけど人生の酸いも甘いを目一杯詰め込んだドキュメンタリーチックな一枚に仕上がってる。 01.My life ls fucking〜 グランジのイメージが強いバンドだが、思ったよ…

サガン - 悲しみよこんにちは

18歳くらいの少女が書いた小説でその鋭い観察眼に当時、世間が衝撃を受けたらしい。 あらすじを説明すると、夏休みを父親と娘(セシル)そして父親の恋人と共にバカンスを過ごしていたわけです。父はどうしようもない女たらしだけどそこを除けばいい親父だっ…

注文の多い料理店 - 宮沢賢治

初、宮澤賢治。新潮文庫から出た短編集。あんま上手く読めなかった。情景描写が非常に多く、それをイメージして楽しめる人でないと厳しいかなという印象。あと方言も多くてよく分からん。半分くらい入ってこなかった。標準語もあるけど変に丁寧で、コンプレ…

手塚治虫 - やけっぱちのマリア

ある日、主人公"焼野矢八(通称やけっぱち)"の魂が分裂して、分裂した魂はダッチライフの中に入りそいつはマリアと名付けられ一緒に暮らすようになる…っていうぶっとんだ設定のラブコメ。何故か保険体育みたいな性教育の部分が大きい。面白いんだけど、手塚…

serial experiments lain(1998)

知る人ぞ知るアニメ。やっと見た。不快指数割と高めやけど意外と泣けた。チャボがアニメ主題歌なんて嘘だろ!?と思ったけどガチだった。印象としては若干SFで、宗教で、統合失調症で、ドラッギーで、世にも奇妙な物語って感じ。5話あたりでだるくなってきたけ…

清春 - poetry

清春がSADSを解散しリリースしたファーストソロアルバム。清春史上最も内向的なアルバム。ほぼ全編重く耽美なミディアムナンバーが占めてて、キュアーで言えばディスインタグレーションみたいなアルバム。唯一自分の為に作られたというか…清春って常に何かし…

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004)

エミリーブラウニングの可愛さに惹かれて手に取ったけど、割と面白かった。胸糞系の内容だけどジム・キャリーが悪役なので暗くならずコミカルでいい。 ファンタジーとしてはこじんまりとした内容なのが残念だけど、演出や衣装、それにセットも非常に良くでき…

テイルズオブヴェスペリア(2008)

全クリした〜。一応、真ボスまで倒した。普通にやって約70時間かかった。ボリュームあり過ぎ…疲れた。歳とったせいか歴代シリーズ程ハマれんかったな。なんやろう…可もなく不可もなくという感じ。内容としては先ずキャラが好きになれなかった。今回従来の作…

藤崎竜 ー ワークワーク

藤崎竜が封神演義、サクラテツ対話篇を経て週間少年ジャンプで連載した作品。最初(つーか第1話)はめちゃくちゃおもろかったんだけど、明らかに週間連載のペースに着いていけず敗れ去ったという印象。 設定としては何千年後かの未来の話で、文明とともに人…

BONNIE PINK - Let Go(2000)

ボニーピンクの4枚目のオリジナルアルバム。Great3がトータスのジョン・マッケンタイアにプロデュースを依頼した時の話で、Great3は音響的な物を取り入れたくて、彼ら(ジョン・マッケンタイア)は逆にポップスを取り入れたかった。その思惑が一致したと語っ…

藤崎竜 ー 封神演義(全23巻)

封神演義』(ほうしんえんぎ)は、集英社『週刊少年ジャンプ』に1996年28号から2000年47号まで連載された藤崎竜による漫画作品。中国の古典怪奇小説『封神演義』を原作としている作品。 殷から周への歴史の移り変わり…そしてその裏に潜み歴史を操る謎を打ち…

yoctopolis - calendar(2018)

ファーストミニアルバム。しっかりとしたバンドサウンドを鳴らす渋いバンドという印象であるがボーカルはセクシーで歌メロも綺麗。音楽的な実験精神も素晴らしいバンド。 01.陽炎 ギター谷本賢介作。歌詞の中では春と言いつつ駆け抜ける疾走感が夏っぽく、気…

マミー(2014)

カナダのグザヴィエ・ドラン監督作。 絵作りが変わっててハーモニーコリンのジュリアンを彷彿とさせる繊細でキレのあるセンス。あそこまで淡くないし見てる内に忘れたけど。それより内容が悲惨。ADHDのガキとシングルマザーのおかんの話なんやけど観てて辛く…